『お散歩ロープ(誘導ロープ)』をご存知ですか？保育施設以外ではなかなか聞かない言葉だと思います。

実物はこちらです。

お散歩や避難の時に、子ども達がロープに付いている輪っかを握って歩くためのアイテムです。

先頭と最後尾を保育者が持って歩くことで、歩くスピードを調節し安定した歩行ができ、子ども同士で手を繋いで歩くことが難しい年齢の子もたくさん歩く経験ができます。

また、しっかりと輪っかを握っていることで、周囲に気を取られ列から離れて車道に出てしまうのを防ぐ効果もあります。もちろん握っていることを過信せず、私たち保育者は細心の注意を払いながら楽しく安全にお散歩ができるように心掛けています。

　さて、そんなお散歩ロープをこの度うみぐみで使い始めてみました✨

まずは握ることに慣れてほしいので、使い方のお話をして園庭で歩いてみました。

　子ども達の表情はちょっぴり緊張しながらも、初めてのことにワクワクしている様子も感じられます☺️

初めてとは思えないくらいしっかりと輪っかを握り歩く姿は、他クラスの保育者も驚くほど👏🏼

まわりの人に「かっこいいね」と言ってもらい、子ども達はとても嬉しそうでした✨

　数日後、今度は駐車場デビューをしてみることにしました。まだ１度しか経験していないのに、ロープを用意するとすぐに握って準備万端の子がたくさん！

やる気満々な姿に担任の気持ちもあたたかくなりました💕

　さらに数日後、園庭遊び後にお散歩ロープに誘ってみました。

いつもはお片付けを渋る子も、すんなりお砂場道具をカゴに入れていました。

みんなが揃ったら、出発〜！

「なんということでしょう〜✨」と有名なフレーズを言いたくなるほど、堂々としたこの歩行！

誇らしげな表情が、可愛らしくもあり、頼もしくもあります。これから少しずつ時間と距離をのばして慣れていけたらいいなと思います。

たくさん歩きたい気持ちが育ち、お散歩カートでは物足りなくなってきている子ども達なので、暖かくなる頃にはこのロープとカートを使いながらお散歩を楽しんでいきたいと思います♪