おむすびこども園 社会福祉法人くじらおむすびこども園

こんなところに!

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こんなところに!

こんなところに!

先日、姉妹園のえだまめこども園でつき組(年長児)が枝豆の収穫を行いました。

えだまめ収穫の前に、子どもたちお手製の看板を設置した時のお話です。

(えだまめ収穫のブログは下記URLからご覧ください↓)

https://omusubi.kujirakodomo.com/wp-admin/post.php?post=2395&action=edit

「みんなが作った看板を畑にたてよう!」と担任の声に、子どもたちが「どこにたてる?」と看板を立てる場所を探し始めました。

相談した結果、畑の隅にたてることになったのですが、土が固くて看板がたてられません。

「たてられないよ😣」と困っている子どもたちと一緒に、困る職員。(子どもたちの考えを引き出すためにあえて一緒に困ります。)

すると、おもむろに看板を埋めたい場所の土を掘り始める子が・・・そんなお友だちの姿に、穴を掘る子が増えていきます。

しかし、固い土を手で掘ることが難しく苦戦する子どもたち。そんな姿にえだまめこども園の先生がスコップをもってきてお手伝いをしてくれました。

子どもたちも順番にスコップをまわして掘りますが、土が固くなかなか深く掘ることができません。

すると自然に手で穴を掘る子、看板の柄に土をかける子、看板のぐらつきを確認する子と役割分担ができていました。

少し空いた穴に看板の先をさしてみますが、穴も浅く土がサラサラしているので看板がぐらぐらしてしまいます。

“どうしよう・・・🤔”と考え込む子どもたちに、おむすびこども園よりも前に看板をたてていたえだまめこども園の先生が助け船を出してくれました!

「雨がふると土がかたまるから、少しぐらぐらしていても大丈夫だよ!」

しかし、その言葉がいまひとつイメージできない子どもたちに、今度はおむすびこども園の職員が助け舟を出します。

「どろんこ遊びの時に、砂に水をかけるとどうなったんだっけ?」すると、はっと息をのむ子どもたち。そしてすぐに「かたくなる!」と返事が返ってきました。

そうとわかると行動が早い子どもたち。

看板の柄にこんもりと山になるように土をかぶせてから、お水をかけます。

「まだ、おみずがたりないな」「もっとこっちは?」と子どもたちも盛り上がります。

こんなところにも、どろんこ遊びの経験が活きているのですね。自分たちの経験や知識をフル活用しながら目的を達成しようとする子どもたちの表情は、自信にあふれていました✨

(どろんこ遊びのブログは下記URLからご覧ください↓)

https://omusubi.kujirakodomo.com/wp-admin/post.php?post=1782&action=edit

土を水で固めると、あら不思議・・・あんなにぐらぐらしていた看板がシャキンとたっています。

ぐらつき確認係の子が「OK」を出すと、子どもたちは大仕事を一つ終えた満足感に浸っていました😊

暑い中ではありましたが、子どもたち同士でどうしたら良いかじっくり考え、お友だちと協力し目的を達成するという経験を味わえたこと、また遊びの中での経験や知識が子どもたちの中で活きていることに、とても嬉しくなった出来事でした💮

これからも、遊びを通して子どもたちの学びを深められるような保育を行って参ります😊

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